勝どきパパの子育てブログ

知育マニアのパパが、赤ちゃんの知育・おもちゃの役立つ情報や、夫婦円満の秘訣について発信します。

育児疲れを乗り越える! “適度に距離を置く”ことの大切さ 

こんばんわ、勝どき新米パパです。 

今日は育児で、”適度に距離を置く”ことの大切さについて、実体験をもとにお話できればと思います。

我が家では、娘が産まれてもうすぐ半年になりますが、一日の大半を妻に見てもらっています。

平日は、自分は在宅ワークの傍ら、日中は休憩時など可能な限りはちょくちょく介在しますが、主に妻のワンオペです。

大好きで愛してやまない娘でも、四六時中一緒にいると、さすがに肉体的・精神的な疲労は尋常じゃなく、イライラしたり、たまに爆発してしまったりもありました。

妻の元々の性格もありますが、やはり親としての責任感もあり、『常に私が見ていないと』という気持ちも強く、それが重圧となって悩みも抱え込んでしまい、精神的なストレスに繋がっていました(友人や同僚のママに聞いてみたところ、やはり少なくとも産後半年は、似たような精神状態だった方が多かったです。中には軽度ですが“産後うつ”になってしまった方もいました)。

そんな時、会社の同僚におすすめされて、子供と“適度に距離を置く”ことによって、思った以上に精神的な余裕・リラックス効果を得られたため、紹介したいと思います。

 

(前提)適度に距離を置くとは?

ここで言う“適度に距離を置く”というのは、例えば親やパートナー(我が家の場合は夫の自分)、一時預かり(認可保育園、認可外保育園、自治体の施設など)を活用し、『数時間のあいだ、誰かに子供を預け、物理的に離れる』ことを意味します。

その離れている時間で、休むなり・何かやりたいことをするなりで“リフレッシュ”に費やします。

用事もないのに子供を預けるのは罪悪感?

当初妻は、専業主婦である以上、特段用事もないのに、子供を預けるのは何か“罪悪感”があると言っていました。

その背景には、“自分が育てる“という強い責任感と、それ故にちょっとでも距離を置くのが無責任(超極端に言うと育児放棄)と感じてしまうようでした(実際は、全くそんなことは思わないのですが)。

これはきっと自分が育った家庭環境や、自分たちの親世代に多い『夫が働き、妻は家を守る』的なイメージが影響しているものと思いますが、最近は夫が育児参加をするのは当たり前だし、夫が育児休暇を取ったり、“主夫”になるのも珍しくなくなってきました。

また、内閣府としても『育児疲れによる保護者の心理的・身体的負担を軽減するための支援』として“一時預かり事業”を大々的に推進しており、全く負い目を感じる必要はありません。

そもそもの目的に立ち返ると、育児をする上で、親が精神的にも肉体的にも健やかで元気であることは、子供にとっても嬉しいはずです。親が疲弊してイライラしているよりも、元気でニコニコしている方が絶対良いですよね。

なので我が家でも、妻ともちゃんと会話をして、早速試してみることにしました。以降、メリットや預け方(距離の置き方)、注意点についてお話したいと思います。

 

適度に距離を置くことのメリット

メリットは『リフレッシュできる』の一点につきます。

我が家の場合、主に夫の自分が数時間面倒を見ている間、妻にはやりたいことをやってもらうようにしました。

時間の過ごし方はその時々で自由で、とにかく休む(寝る、マッサージに行く、瞑想する)も良し、趣味に時間を使う(読書、ヨガ、友人とお茶)も良し、他にも済ませたい家事や美容院など様々です。

一定期間、束の間の“自由時間”を設けることで心身ともにリフレッシュし、気持ちにゆとりができ“優しく”なれます。これは娘にとっても、家族にとってもすごく良いことです。

ただし後述しますが、この距離をおいている間、『少しでも子供のことが心配で、頭によぎってしまう、そわそわする』状態だと、リラックス効果も半減です。故に『安心して預けられる』手段が必須となります。

 

子どもを預ける方法

いくつか選択肢があります。

親に預ける

多くの家庭でよくやる方法だと思いますが、近くに親が住んでいる場合は頼りになります。ただし親との関係性にも大いによりますが、あまりに頻度が多いと微妙な軋轢が生じたり、心理的に預けづらい(例えばママ的には、パパ方の両親には預けずらい等)などもあります。

 

パートナーに預ける

我が家はこれがメインですが、夫である自分が全面的に面倒を見ます。

この際、妻にとっては『夫に一定時間預けても大丈夫』という安心感が絶対的な条件となるため、不安な場合は少しずつ預ける時間を伸ばしていく等で慣れていくのが良いと思います(我が家の場合、はじめは30分だけでも妻にひどく心配されて気が気じゃなかったのですが、今では余裕です)。

また、パパ的な視点で子供と二人きりで過ごすのが不安な場合は、例えば児童館に行ってみたりも良いと思います。
 

「一時預かり」を利用する

保育園などの施設に“一時的に”子どもを預かってもらえます。具体的には、「認可保育園」、「認可外保育園」、「自治体の施設(家庭支援センター)」があります。

対象年齢や、預けられる時間、費用は自治体や保育園、施設によって異なります。大抵は、各自治体のホームページに一時預かりの施設の情報が載っているのて、それを元に調べてみると良いと思います。

ちなみに我が家の場合、自治体が運営している家庭支援センターによくお世話になっており、1時間800円ほどで預けられます。ただし競争倍率が結構高いので、早めに予約を取る必要があります。

例えば、息抜きとして夫婦で食事に行ったりする時によく活用しています(先日は結婚記念日だったので、それでも利用して、存分にリラックスしました。もっと大きくなったら、子供と外食に行けるのも楽しみの一つですが、夫婦水入らずの時間も大事だと思います)。

 

“距離を置く”上での注意点や留意事項

これまでメリットや預け方についてお話してきましたが、一番の目的は『子供のため』であることが肝要です。適度に距離を置くことにより親が適度にリラックスして心身ともに健やかになれた結果、親がまた育児を頑張れ、子供もより幸せになる、ということです。

なので当たり前ですが、『別に距離を置かなくても全然大丈夫』という親はあえておく必要もありませんし、もし預けることに少しでも子供にとっての安全面・健康面に不安がある場合はキチンと確認をすべきです。

“距離を置く”こと自体が大事、と言いたいわけではなく、この長丁場の育児を家族みんなで健やかに元気で乗り越えるためにはどうすれば良いか?という大きな目的達成をするための、一つの選択肢として考えて頂ければ、と思います。

例えば家族や夫婦・恋人など、いくら大事な人、大好きな人でも、ずーっと近くにいたら、たまには喧嘩もするし、不満もあるものだと思います。

“適度な距離感”を上手く使いながら、ずっと愛情を保ち続けられたら良いなと思います。

 

 おしまい