【知るだけで気持ちが楽に!】赤ちゃんが泣き止まない! 原因は“メンタルリープ”かも?
子育てあるある・悩みの代表格の『ぐずり・泣き止まない』。我が家の娘も本当によくぐずり、泣き止まない子です。おむつや授乳、部屋の環境(室温・湿度や明るさ)など、できる打ち手は尽くしても中々寝ず、ぐずったり泣いたりが多いです。
今では少し慣れましたが、これまでは本当に大変で(自分もですが、その100倍は妻が)、睡眠不足で身体的な疲れはもちろん、“泣いてると可愛そうでツライ”、“何か病気とか、体調が悪いんじゃないか?”という不安から、精神的に相当参っていました。
色々と調べ、保育士さんやママ友に相談し、可能な限りは手を尽くしましたが、(仮説検証の繰り返し)、寝ない日も多かったです。でも生後2~3ヶ月頃の一番辛い時、この“メンタルリープ”を知ってから、自分も妻も『あ、そういうものなんだ』『病気ではなさそうで安心』と気持ち的にめちゃくちゃ楽になったのを覚えています。
周囲のママ友・パパ友に聞いたところ、知らない人も多かったのでお話します。これを知るだけで、少し気持ち的に楽になり、安心することができます。
メンタルリープとは?
赤ちゃんの脳の成長に伴い、“特定の決まった時期にぐずりやすい”と言われている現象です。これは、赤ちゃんが自身の脳の成長(≒環境変化)に適応しようとする中で(試行錯誤する中で)、結果として“ぐずり”という行動に出てしまいます。
メンタルリープは、0歳から定期的に訪れ、計10回もあると言われています。次にメンタルリープの時期や、その時期における成長・変化、具体的な行動例と、その時に親ができることを纏めます。
メンタルリープの時期、この時期の成長・変化、具体的な行動例、親ができること
赤ちゃんがぐずって泣き止まない!と感じたら、まずメンタルリープの時期と照らし合わせてみてください。時期はあくまで目安で、個人差があって数週間の前後はあります(注:時期の週齢は、産まれた日ではなく、出産“予定日”からの計算です)。
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生後4~5ヶ月は、耐えることも必要
見て分かる通り、特に初めの4回(5ヶ月前頃)は、親として直接できることが限られます(見守る・受け止める)。おむつや授乳をちゃんとし、快適に寝られる環境を整えたり(室温・湿度や物音、明るさの調整)は最低限整えてあげた上で、それでも寝ない場合は、あとはとことん向き合い、ひたすら耐える必要もあります。
ここまでちゃんとやっても泣き止まないとなると、親心としてはさすがに心配になってしまいますよね。
ぐずり・泣き止まないに過度に心配する必要はない
でも、ここまでお話してきたとおり、メンタルリープは、親の育て方の良し悪しに関係なく、子どもの成長に伴い発生する現象です。なので親としてはこれを知っているだけで『あぁ、メンタルリープの時期に入ったのかな?』と心の準備ができますし、なにより『病気?』『体調が悪い?』『自分の育て方が悪い?』といった余計な不安・心配に悩まされる必要もなくなります。
むしろ、子どもがちゃんと成長している証なので『今はこの子は、世の中に適用しようと必死に頑張っているんだな』と見守る気持ちが肝要ですし、そう思うとなんだか愛おしくなりますよね。
もちろん、“この時期はメンタルリープだから何をしても意味がない”ということではありません。親としてはあの手この手で可能な限り手を尽くす前提で(例えば睡眠環境を整えるとか、抱っこをしてあやしたりなど、できることはやります)、とはいえそれ以上はどうにもすることができないこともあるから、気持ち的に“過度”には不安にならなくても大丈夫だよ、ということです。
まとめ
今回は知っておくだけで気持ち的に楽になれる(過度に不安にならなくても良くなる)というメンタルリープのお話をしました。はじめての育児は分からないことだらけで不安になることも多いと思いますが、ご参考になればと思います。
しかし、これをしっかり理解しても、とはいえ目の前でぐずり・泣き止まないと、親としては気持ち的にツライし、「寝不足」にもなるため、身体的・精神的な負担も大きいと思います。このあたりの解消法は、また別でお話していきたいと思います。
おしまい
(参考文献)
不思議な週齢ワンダーウィークス:
http://wonderweeksjpn.com/
「子どもの睡眠・寝かしつけ」調査 博報堂広報室:
https://www.hakuhodo.co.jp/uploads/2018/12/20181210.pdf