赤ちゃんが寝ない!原因と対策、寝かしつけ方法とおすすめグッズ
赤ちゃんが寝てくれないと本当にしんどいですよね><
親は寝不足になり、疲労も溜まり、ストレスも尋常ではありません。我が家の娘も生後しばらくは夜全然寝てくれなくて、夜は毎晩大変でした(泣)
試行錯誤を経て、今は無事に寝てくれるようになりましたが、赤ちゃんが寝ない原因と対策、寝かしつけ方法をまとめてみました。
これを見て、赤ちゃんの寝かしつけに苦労されている方が、原因にアタリを付けられ、寝かしつけの苦労を解消できるようになれば幸いです!
赤ちゃんが寝ない原因7つ
おむつ(おしっこ・うんち)が汚れている
これは当然ですが、おむつが汚れていると気持ち悪くて眠れません。特にうんちは時間が空くとかぶれてしまうので要注意です。ただしおしっこであれば、最近のおむつは性能がよく、長時間でも耐えられるほどの吸水力があるため、頻繁に変えてしまうことがむしろ覚醒させてしまうこともあるため、赤ちゃんの様子を日々観察しながら判断して下さい。
お腹が空いている
これも当然ですが、お腹が空くと寝られないため、授乳(母乳・ミルク)が必要です。もし夜中に頻繁にお腹が空いて起きてしまうようであれば、一般的にはミルクの方が腹持ちが良いため、ミルクを与えてみるのが良いかもしれません。
お腹が苦しい
お腹が張って苦しくて眠れないこともあります。特に授乳後はキチンとげっぷを出させてあげましょう。
我が家の娘は、授乳直後にげっぷが中々出ないタイプで、しばらくしたら自然と出ることが多かったのです。
なので授乳後はすぅ~と寝たと思いきや、案の定苦しくて15分後くらいに泣き出して、抱っこしてげっぷして熟睡、ということがよくありました(今思うと、もうちょっとうまいやり方があったかもしれません(笑))。
暑い、寒い(温度・湿度の問題)
室温が暑すぎたり、寒すぎると上手く眠れません。
東京都福祉保健局が公開している「健康・快適居住環境の指針(平成28年度改訂版)」によると、夏場は室温26~28℃(湿度60%)、冬場は室温20~25℃(湿度50-60%)が目安だそうです。電気代は掛かるのはやむなし、冷暖房で室温調節はちゃんとやってあげましょう。
また、赤ちゃんは暑がりで汗っかきなので、もし汗をびっしょりかいていたら着替えさせてあげると良いです。
生活環境(明るい・うるさい)
部屋が明るいと上手く眠れないことがあります。できれば常夜灯(豆電球)もなく、真っ暗が良いです。寝室は電気を消しても、リビングからの光が漏れて明るかったりすることもあります。
また、生活音やテレビ音がうるさくて寝付けなかったり、睡眠が浅くなってしまうこともあるので注意が必要です。赤ちゃんが寝やすい環境を整えてあげましょう。
メンタルリープになっている
メンタルリープとは、赤ちゃんの脳の成長に伴い、“特定の決まった時期にぐずりやすい”と言われている現象です。これは、赤ちゃんが自身の脳の成長(≒環境変化)に適応しようとする中で(試行錯誤する中で)、結果として“ぐずり”という行動に出てしまいます。
メンタルリープに陥ると、上記が原因でなくてもぐずる、泣くため、不安になってしまいますが、過度に心配をする必要はありません。
こちらで詳しく解説しています!
生活リズムが整っていない
思い当たる原因が上記ではない場合、生活リズムが原因かもしれません。
赤ちゃんは生後まもなくは昼夜は分かりませんが、2~3ヶ月を過ぎたあたりから段々と判別が付くようになってきます。朝起きる時間、夜寝る時間が固定されていないと、夜に中々寝付けなかったり、睡眠が浅くなってしまいます。
上手く固定するためには、親の生活スタイルもある程度変えて、赤ちゃんが寝やすいよう整えてあげる工夫も必要かもしれません。
根本対策は、生活リズムを整え、ルーティンを決めること
生活リズムを整える
寝る時間と起きる時間を固定することが大切で、朝は遅くとも7時には起きるのが良いと思います。夜は個人差はありますが、我が家は毎日20時に寝ています。
また、毎朝のお散歩をルーティンにしているのですが、親も子も生活リズムを整える効果が絶大です!朝日をキチンと浴びるのも良いですし、朝のお散歩は空気が澄んでいて気持ちもスッキリするので、心も癒やされ、親にとってもメリットが大きいです。
日中は遊んだり、散歩をする
日中は遊んだり、お散歩をしたりとアクティブに過ごせると、適度な疲れと刺激で、夜はぐっすり寝てくれるようになります。
遊び方は、月齢にもよりますが適度に身体を動かすとよく、我が家では歌を歌いながら、手や足を持ってリズミカルに上げ下げをしてり、お腹をこちょこちょしたりしていました。赤ちゃんが笑顔になると、遊んだなぁって感じになって癒やされます(笑)
お散歩は、これは保育士さんに聞いたのですが、赤ちゃんにとって外の世界は想像以上に刺激が多いため、新しい場所に行くのはもちろん、普通に決まった道を歩くのだけでも適度な刺激になるそうです。
最近児童館で聞いた話によると、コロナショックで自粛期間中、外に全く出なかったママも結構いたそうで、普段よりもより寝かしつけの相談も多くなったと言っていました。我が家も、毎朝のお散歩をルーティンに決めて行ったところ、適度な刺激を受けたのか、夜寝てくれやすくなった気がします。
入眠の儀式をルーティン化する
儀式というと大げさですが、寝るまでの過ごし方をルーティン化すると、より眠りにつきやすくなります。我が家では以下の方法を実践しています。
- 寝る時間の1時間半~1時間前には入浴(沐浴)を済ませる
※入浴後、授乳(もし母乳・ミルクは飲まなくても、水分補給はした方が良い) - 電気を暗くする
我が家は明るさを調整できるライトを使っていますが、間接照明もおすすめです - ねんね用音楽を掛ける
ねんね用のオルゴールチックな音楽を掛けています。毎日決まった音楽を、決まった時間に聞くと、赤ちゃんも「あ、寝る時間だ」と認識するそうです - 絵本を読む
音楽と同じく、寝る前に決まった絵本を読むと効果的です(我が家はねんね用音楽の効果が絶大だったため、絵本は途中でいらなくなりました)
寝室へ行く
赤ちゃんに『寝室は寝る場所』、と認識させてあげることがポイントです。次第に「あ、寝なきゃ」と学習してくれるようになります。お布団やベッドにはおもちゃ等は置かず、寝ることだけに集中できるようにしてあげるのが重要です。選択肢が寝ることしかないと自覚すると、寝てくれるようになります(笑)
寝かしつけ方法と便利グッズ
そうは言っても、中々寝てくれない場合もあると思いますので、寝かしつけの方法や便利グッズをご紹介します。
寝かしつけで誰もがまずやる方法は抱っこですよね。ただずっとやっていると腕も足も疲れるし、ヒドいと腱鞘炎になってしまう場合もあります。夜中にひたずらだっこは苦行以外の何ものでもありません。また、だっこで泣き止んだは良いが、置いたら泣く、いわゆる“背中スイッチ”で無限ループに陥るのもまた地獄です。
赤ちゃんに有効な寝かしつけ方法は、その子次第で本当にケースバイケースです。よって色々な方法を試してみて、その子に効く寝かしつけ方法を見つけるのが良いです。
ここではよくある代表的な寝かしつけ方法を紹介します。
ラッコ抱っこ
親が赤ちゃんを抱えてラッコのような形で寝る方法です。赤ちゃんを腹ばい(うつ伏せ)にして、親のお腹にくっつけてあげると、心音が伝わるため赤ちゃんが安心して寝てくれます。抱っこでよく寝る赤ちゃんは、これが結構有効なようです。
足のマッサージ
足裏の土踏まずや、指を優しくマッサージします。指の腹でやさしく押してあげてください。子どもは眠くなると手足が温かくなりますよね。それは寝る際に体内の熱を放出し、深部体温を下げるためです。なので身体の“首(手首・足首・首)”箇所を温めてあげると眠りやすくなります(大人も一緒です!)。
眉間のおでこのマッサージ
眉間やおでこを優しく指の腹で撫でてあげます。そうすると、自然と目が閉じていきます。すりすりされると落ち着くって赤ちゃんも多いようです。
バウンサー、スイングチェア
適度な揺れが睡眠を誘うこともあるため、抱っこに疲れたら、バウンサーやスイングチェアを使えば身体の負担が大きく減ります。
母乳・ミルク付きのガーゼ・ハンカチ
これは我が家の娘に効果絶大だったのですが、授乳の時に使ったガーゼを持たせてあげると、ママの匂いで安心するのか途端に落ち着いて泣き止んでくれます。ちなみに児童館に一時預かりをした際も、これを常備させておくことで全然泣かずに、保育士さんも喜んでました(笑)
添い乳
めちゃくちゃ楽で、一度やってしまうともうやめられないと我が家もママ友も口を揃えて言います。ママが添い寝でそのまま寝落ちしてしまうと、窒息の危険があるため推奨はされていないのですが、疲労の積み重なった日々と、あと“背中スイッチ問題”を解消できます。我が家ではママが寝落ちして窒息しないよう、細心の注意を払った上でやっています。
まとめ
以上、赤ちゃんが寝ないことの原因と対策、寝かしつけ方法をご紹介しました。
我が家では娘が中々寝なく、毎晩が格闘でした>< あれこれ試行錯誤して、工夫をする中で、段々と寝るようになってきました。環境や生活リズムを整えるのはとても重要です。
寝かしつけがある程度できるようになってきたら、今度は徐々に『赤ちゃんが一人で眠れる』ように“ネントレ”にチャレンジしてみると良いと思います。
こちらで詳しく解説しているので見てね><
赤ちゃんは日々成長しています。中々寝ない日が続くとすごく辛いですが、あれこれ工夫すれば寝てくれるようになることもありますので、ぜひ試してみてください!
おしまい