勝どきパパの子育てブログ

知育マニアのパパが、赤ちゃんの知育・おもちゃの役立つ情報や、夫婦円満の秘訣について発信します。

育児でのママのイライラ解消!パパの心得えと絶対にやるべきこと4つ(0歳~1歳)

娘が生まれて半年〜1年は、毎日がバタバタで、育児疲れで身も心もとても大変でした。

娘は本当に寝ない子で、よく泣いてぐずる子です。妻はその間ずっと寝不足で、妻は常にイライラしており、これまで何度もケンカしました(一番ヤバかったケンカはコチラ)。

自分も気を遣っていたつもりですが幾度も逆鱗に触れ、なんで怒っているかも分からず、お互いフラストレーションが溜まり、ケンカ中は気まずい空気の中で過ごしていました。

 そんな中でも、アレコレ試行錯誤での実践と、たくさんの先輩ママ・パパに相談する中で、『ママがイライラしないために、パパはこうするべき!』というものが見えてきました。

これを読めばママのイライラ解消にきっと役立つので、ぜひご参考にしてみてください!

 

【大前提】“はじめのうち”は、ママとパパには温度差がある

なぜパパは”動けない”のか

一般的には、育児の主導権はママにあることが多いと思います。母乳をあげるはママだし、あるいはママが実家帰省をしてパパと触れる機会がなかったりと、特に始めのうちはパパは何をやったら良いか分からない状態です。

初産の場合、当然ママも“分からない”のは一緒ですが、『どうにしないとヤバい!!』というママと、『なんだかヤバそうだけど、何をやったら分からない…』という“危機感”が全く違う状態です。

例えるなら、目の前に急に倒れた人がいた場合、『「大丈夫ですか!」と駆け寄りアレコレ処置を試みたり、大声で助けを求める人(とにかく必死に動く)』なのか、『「なんかヤバいぞ…」と固まってしまう人(何をしたら良いか分からない)』、みたいな構図です。

イライラの根本原因は”温度差”の違い

ママ的には腹立たしいかもしれませんが、まず大前提として“危機感”が違い、“温度差”があるんですよね。妻からは、ケンカのたびに「結局、妊娠期間も出産も、苦しくて痛い思いをして産むのは女だし、子どもに対する男の愛情ってそんなもんよね」と言われました。「そんなことない!愛してるし!(怒)」とカチンときてさらにケンカになるのですが、でも今冷静に思うと、“少なくとも産まれてすぐ”はそうかもと思いました(でも、子どもの成長の過程で、接する時間の総量が増えると愛情もより深まり、絶対に巻き返せます)。

この温度差が、結果として『ママの負担が大きくなり、疲労・ストレスが溜まり、パパにイライラする』となるのだと思います。

 

パパが持つべき心得と、やるべき4つのこと

パパが持つべき心得え

こういった前提の中で、パパがすべきことは主導権を握っているママへのサポートです。でも、何をどこまでやれば満足するの?というのが中々難しいですよね。

まずパパの心得としては『子育てにおいて、自分の価値は社会人における”新入社員”レベル』と思うべきです。だって、何も出来ませんしね。

何も出来ない新人に求められるのは“積極性”です。「何かやりましょうか?」と積極的に貢献しようとする新人と、指示待ち人間では雲泥の差ですよね。仕事の世界では当たり前のことが、育児の世界では当たり前に起こっています
※ちなみに『夫が家事に関わってくると、むしろ邪魔で迷惑』というママがよくいますが、それは面倒ですが”ちゃんと教えてあげる”必要があります。始めは手が掛かりますが、長期的に見れば絶対その方がお互いにとってメリットがあります。でも、”相手のスタンスが根っこから腐ってる”場合は、ピシャリと言わないとだめです(仕事の新人と一緒ですね)

その心得えを踏まえて『とりあえずパパはまずこれだけやれ!』を4つお伝えできればと思います。

①「なにかやろうか?」を積極的に声をかける
②「やっておいたよ!」の事後報告
③「●●をやるね!」と提案
④ 夫婦で話し合う時間を作る(できれば毎晩、15分でOK)

①「なにかやろうか?」を積極的に声をかける

ママから「あれやって」と言われたら、やるパパは多いでしょう。でもママからすると「パパは仕事をして疲れているよね」とか気を遣ってしまうものだし、そもそも「お願いをする」にも心理的な労力が掛かります(言い方に配慮もしたり、「嫌がられたらどうしよう」と思いながら、お願いをします)。

なのでパパから積極的に「なにかやろうか?」と声をかけてあげると、ママとしてはすごく助かります

#注意点・やり方のポイント

注意が必要なのが「手伝おうか?」と言うと、『そもそも“手伝う”という姿勢・スタンスが気に食わない!』と怒るママは少なくありません(自分の妻がそうです(笑))。なのでパパは“言い方”にも配慮しながら、サポートをする必要があります(気苦労もしますが、一番の目的を“ママへの気遣いとイライラ解消”に置くのなら、とても大事なことです)

 

②「やっておいたよ」の事後報告

ひとつめの「なにかやろうか?」から1段階レベルが上がり、「やるべきことを、先回りしてやっておく」です。もし新入社員がこれをしたら、「おっ」となるはずです。

ママにとって、育児と家事、やらなきゃいけないことは大量にあります。その中で、パパが先回りしてやってくれたら、それ自体とても助かるし、積極性を見せてくれたことをキチンと評価してくれるでしょう。かゆいところに手が届く感じですよね。

#注意点・やり方のポイント

「やっておいたよ」のアピールの度合いが過ぎるとウザがられます(笑)。パパのアピールしたい気持ちはめちゃくちゃ良くわかりますが、その気持をグっとこらえて“さりげなく”がオススメです(言わずとも分かるようなことなら、何も言わなくても、ちゃんと気付いて、感謝してくれますよ)。

 

③「●●をやるね!」と提案

事後報告も効果的ですが、やるね!宣言で積極性をアピールするのも効果的です。例えば「今日は俺が料理するね!(妻の好物を作る)」、「トイレとお風呂掃除するね」、と“ママにとって、ちょっと負担のかかる家事”を受け持つのが良いでしょう。「助かる~」となります。

これが例えば「おむつ替えるね!」レベルでアピールし過ぎる、「あ、ありがとう(いや黙ってやってよ)」、となる可能性あります(笑)。

でもこれだけだとしても、ママからすれば「何もしないパパ」よりは「多少はイラッとしても、積極的にやってくれるパパ」の方が100倍嬉しいはずです。

#注意点・やり方のポイント

これでパパが「俺十分やってる!」と“勘違い”して、それが妻に伝わってしまうと、期待値の違いからむしろ“イライラ貯金”を貯めてしまうため、あくまで控えめに、というのがポイントです。

ここまで見てきてお分かりの通り、重要なのは「積極的に行動する」ことに加え、“控えめ・下から”という姿勢・スタンスです。それは言い換えると、常日頃、頑張ってくれている“ママへのリスペクトとお感謝”です。

パパが“やったつもり”なことは、育児・家事の総量からするとせいぜい“5%”です。

気苦労の多いママを最大限労わり、リスペクトと感謝の気持ちで接することで、ママも「この大変さ分かってくれたのね ><」と喜んでくれるでしょう。

 

④ 夫婦で会話する時間を作る(できれば毎晩、15分でOK)

毎日、ほんの少しでも良いから、会話の時間を持ちましょう。ママにとって、1日のほとんどは子どもと過ごしています(「今日も子ども以外の人と喋らなかったぁ (++)」、という感じです)。

そんなママにとって、パパとの会話は精神的にすごく重要です。

赤ちゃんの成長は日々めざましく、「今日初めてうつ伏せができるようになったよ!」のような感動や、「ずっと泣き止まなかったよ(TT)」、「今日は頭ゴチンしちゃったよ><」みたいな日々の出来事も、共有したいし、共感してほしいと思っています。

もしそれがパパにとって「それだけ?」と思ったとしても(これを悟られると逆鱗に触れる)、くれぐれもスマホを弄りながら無関心に聞き流す、みたいな接し方はやめてください!また、仕事で疲れていたとしても”俺、疲れているのにアピール”は控えましょう。

半年前まで長時間労働の鬼”だった自分が断言しますが、100%ママの方が疲れていますなのでパパは少し大人になって、ちゃんと目を見て会話をして、しっかり聞いて共感する、という姿勢が大事です

 

まとめ

さて、ご参考になりましたでしょうか?「え、それだけ?」、「当たり前のことじゃない?」と思われた方もいるかもしれません。でもその“当たり前・最低限”が、実際は結構できていないものです。

なのでもしママがイライラしてて大変だと思っているパパがいたら、まずはこれをするだけでかなりイライラ解消に効果的だと思いますよ。

最も大事なのは、日々頑張っているママをリスペクトする、大変さを理解し共感する、という姿勢です!

ぜひ試してみてくださいね!

 

おしまい