赤ちゃんが寝ない!疲労と睡眠不足のストレスで大喧嘩した話
おはようございます、勝どき新米パパです。
娘が生まれてもうすぐ6ヶ月ですが、今一番の悩みは“娘が寝ない”ことです。
昼寝もほとんどせず、夜中も1~2時間毎に起きてしまい、妻の疲労と寝不足は尋常ではありません。
先日、そのストレスから妻が大爆発してしまったことがありました。その時の自分の立ち振舞い、言動で反省点があったので、書いてみたいと思います。
これまでの状況
今は、娘と妻が一緒の部屋、自分が別の部屋で寝ており、夜中はほぼ妻が一人で面倒を見てくれている状況です。
自分は毎日仕事をしているので、妻は自分の仕事に支障をきたさないように配慮してくれている形ですが、とはいえそれが毎日重なると、疲労もストレスも溜まってしまいます。
一般的に、個人差はあれど生後3~4ヶ月頃から徐々にまとまって寝るようになるらしいのですが、娘は全く変わりません。
独りで悩んでいる妻に気がつけていなかった自分
あまり他人と比べすぎるのは良くないと思いつつ、どうしても周囲のママ友の『うちの子は段々寝るようになってきたよ』、『夜は5時間とかいっぺんに寝るようになったよ』みたいな声を聞くと、段々と妻は『なんでこの子は寝ないんだろう・・・?』という不安を覚えるようになっていきました。
自分はその度、「個人差もあるって言うし、そのうち寝るようになると思うから気長に考えれば大丈夫なんじゃない?」という感じだったのですが、今から思うと、その時の辛さをちゃんと受け止められていなかったし、そういうスタンスが妻を少しずつ孤立させてしまっていたのだなと思いました。
妻は、色々やっても中々ずっと寝てくれない娘は、なにか自分か環境に問題があるんじゃないか?(他の人はできているのに、自分はできていないのか?)みたいな不安と、寝不足からくる疲労とストレスで娘や夫である自分にあたってしまうこともありました。
本当は娘に優しくしてあげたいのに、してあげられない自分に苦しんでいました。
本来妻は温厚でゆったりした性格なのですが、出産後の肉体的、精神的な疲労とホルモンバランスの崩れで、ここまで変わってしまうものだと驚きました。
ある早朝の大喧嘩
先日の早朝4時半頃、自分が寝ている部屋に妻が来て、自分を叩き起こすなり『●●(娘の名前)が全然寝ない』と言い、助けを求めてきました。
娘が夜中も全然寝られずにグズってしまい、夜通し面倒を見てくれていたようでしたが、かなり疲れきっていて、イライラした様子でした。
急いで娘の面倒を替わりましたが、中々泣き止まず、しまいには妻も泣いてしまい、娘に少しあたってしまいました。
「少し落ち着いて」と嗜めると、今度は自分の方に矛先が来て、『あなたは他人事で何もやってくれないじゃない!』、『こんな辛い思いを、どうして私だけがしなければならないの?』という感じで怒られてしまいました。
普段は、こういうときは一旦冷静に受け止めるように努めているのですが、この時は自分も寝起きで少し機嫌が良くなかったことと、自分は結構家事や育児に積極的に介在していて、自分なりには頑張っている方だと思っていたため、“他人事”と言われてついカチンときてしまい、そのまま大喧嘩に発展してしまいました。
あとですごく後悔したのですが、この時点では妻がどれだけ辛い思いをしていたか、深く理解できていませんでした。
『ちょっと寝不足くらいで・・・、自分は毎日仕事しているんだ』という意識もありました。
ママがつらいとき、パパはどう振る舞うべきか
実際に妻の立場を体験してみたら、めちゃくちゃ辛かった
その晩、試しに自分は妻・娘と同じ部屋に寝てみて、夜中に娘の世話を買って出ました。
ただ実際に夜中になってみると、中々寝ないし、寝ても30分か1時間毎に起きてしまい、全く休む間がありませんでした。
朝になる頃には、自分も疲弊しきっていました。
自分は寝ないとダメな体質なので、一日でぐったりしてしまいましたが、妻はこれまでずっと、ほぼ毎日この状態だということに驚き、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
これまで何度も妻は、娘が夜寝てくれなくて辛い、と悩みを言っていたのですが、ずっと近くで見ていたのに、恥ずかしながら初めて寝不足がこんなに深刻なことだと気が付きました。
『そのうち寝るようになるんじゃない?』、『大丈夫だよ』とか無責任に返答してしまっていましたが、妻から見ると「他人事」に見えてしまって当然だなと反省しました。
安易な言葉を掛けるよりも、真正面から向き合う
本当に深刻な時は、夫の無責任な「大丈夫だよ」は、むしろ妻を追い込んでしまうことがあります。
自分としては、妻を安心させる意味で言っていたつもりが、むしろ妻にとっては『他人事で無責任』、『今こんなに辛いのに、私だけ苦労をすれば良いの?』という感じで伝わってしまい、“今この瞬間めっちゃ辛い!”という状況に、きちんと真正面から向き合えていませんでした。
それ以降、極力普段から妻のコンディションに気を遣うようになり、コミュニケーションをしっかり取って妻が孤立してしまうことがないように気をつけています(配慮の仕方は”心得え・コツ”があるので、こちらもご参照下さい)。
さいごに
ここ最近、同僚や友人・知人と話していても、周囲で『イクメン』なパパが増えてきている印象がありますが、とはいえ本当の意味で妻のしんどさを理解しているパパはそこまで多くないのではと思います。
パパ側は「結構手伝っている方だけど?」とやっている”つもり”だけど、ママから見たら『そこまででもない』、『もっとやってほしい』と思っていて、期待値がずれてしまっていることは結構あると思います。
こうならないためにも、夫の心得えとしては、日頃からきちんとコミュニケーションを取り、時に怒りをぶつけられてもグッとこらえて受け止めて、一緒に乗り越えていくんだという意識で協同していく姿勢が大事だと思いました。
おしまい